2010年3月末をもって、琉球放送を退社致しました。 現在の活動はこちらのブログでご覧に慣れます http://makikokobayashi.ti-da.net/ 今後とも宜しくお願い致します。

2006年03月28日

今日・明日と、強く想うことがある。

人と真剣に向き合って話せた時、

この時間、この気持ちを忘れないと思うのである。

感謝。 感謝。 感謝。


今日から始めることも見つけました。

目的意識をしっかり、続けよう。


そんな気持ちで本美人の日本語を開いてみた。

3月28日

心の中に何もない。心そのまま。 これがうららの元々の意味だそう。

まるで、雲ひとつない青空のように本当にのびやかな気持ちなんでしょうね。


なんだか抽象的で申し訳ありません。。

さぁ、明日も☆☆☆☆☆☆!


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Posted by 小林真樹子 at 23:10│Comments(4)日記
この記事へのコメント
 (本来の?)日本語って綺麗ですよね。
でも実際に使う機会がない、というか使う状況が分からないし、それ以前に使え(話せ)ない。
 このまま学校で習う『古文』みたいな扱いになっていくのでしょうか・・・。

「言葉は生き物」。使い(話し)続けなければ死んでいく。

 って事で『美しい日本語講座』希望です。
(ウチナーグチ講座も、いつの間にか消滅してるし・・・)
Posted by YZ at 2006年03月29日 00:36
言の葉の本来の意味って面白い。万葉集にハマった時期、色々日本語の語源など、調べてみたりした。今程通信手段も無い時代。万葉集は、権力統治の時代に恋人同士が気持ちを伝える手段だった事を知って、ロマンを感じました。額田の大君(天智天皇、天武天皇、兄弟の恋人・妻)の万葉の詩には感動しました。表向きは、景色を綴った万葉の詩。でも、裏読みすればラブレター。今で言うメロドラマの元祖ですよ。心はすべて「あおによし」ですね〜!
Posted by デジアナ at 2006年03月29日 09:56
昨日の天気は、この記事のような「麗」でしたね♪
心も澄んだ気分になりましたー。。。

心のままに素直に表に出すのは意外に難しかったりするけど、
それは相手のことや周りのことを考えているからなのかなー
と思ったりするのですが。。。

あと今日で3月も終わり。それぞれの職場などでは、新たなステップ
を踏むために会社を去る人、定年退職や転勤などいろいろなシーンがあるんでしょうね。本当にお疲れ様でした。Good luck to you!

今日の@BBS職場で聞いています。楽しみにしていますので
頑張ってくださーい☆(^_^)
Posted by white color at 2006年03月31日 03:26
玉姫の自宅の道を隔てて東側に白壁が目立つ洋館が建っている。引っ越して以来、儀礼的に挨拶しただけでどんな人達が住んでいるのかも分からないで
暫くいた。九月になり夏休みも終わり二学期が始まると、ようやく館の住人のことが明らかになる。ご主人は京都御所にお勤めの一条秀継氏で一男一女の子と奥様との4人暮らしらしい。まだ女の子を見たことが無い。郵便受けには秀継、薫子、友也、優佳と記されている。

玉姫が登校する八時にはよく友也くんは見かけ親同士よく挨拶をしている。その日も玉姫は玄関のドアのノブをまわし押し開けたとき、見上げるとその二階の窓辺にいる 人影が目に入る。何げなくみあげると、すこし突き出た窓が気持ち開いて 白い手首がみえその指先の 折り畳んだ紙片が放たれ ヒラヒラと玉姫の足元に舞い降りて来た。その舞い降りて来た ピンクの紙片をひらいてみると 一首歌が記されていた。
・・・・若葉でも紅葉も知らずこのままに秋来る空を独り待つ身か・・・・優佳
その書かれた歌の意味を考えながら、学校にゆき友達になったばかりの温子ちゃんに優佳のことをそれとなく聞いて見る。
「知ってる。優佳ちゃん今、5年生だけど休んでいるの。」
「分けは知らないけど、去年の十二月まではよく見たけど・・・。」
「そう。」
「若菜ちゃん、知ってる?」
「よく知らないけど・・いじめられたかも。」
「近所の、五年生の子が云うてたもん。」
「なんて?」
「いけずやて」
「ふ~ん。いけず。」
玉姫も少しませた言葉遣いをするので、子供らしい歌は作れない。優佳ちゃんの歌もませている。
それなりの年齢にあった歌がいいにきまっている。玉姫は玉姫らしい感性でいけずにみえるマセた子の内面が見えている。玉姫も
こましゃくれた子供だが、おしゃべりしないので、ぶつからないだけである。耳打ちという手段でぶつかることは少ない。
飄々としているようだが、内面のアンテナは微弱な電波を捕らえていた。
・・・・紅葉なら秋の美空の山深く人さえ入らぬ谷に散るとも・・玉姫
((紅葉なら秋の美しい空の下、山の奥深く誰にも知られず散ったとしても嘆くことはないのよ。
あなたは葉っぱじゃないのだから、自由にお外にでて皆と秋を楽しみましょう。))
解説つけて帰りにポストへ差し入れて来た。
翌日の朝また歌が舞い降りて来た。
・・・・会い見ずば若葉か枝か分きがたく遠き近くを知るばかりなり・・・優佳
((会って見ないと人だって葉っぱか枝か見分けがつかないの、今のままでは近くても遠くにいるあなたと変わりない))
・・・・窓辺より見れば分きぬる花よりも知られぬ夜の香にぞ恋せよ ・・玉姫

翌日は母親の薫子が玉姫に直接手紙を手渡してよこした。「うちの優佳が玉姫さんに渡してと今朝よこしたんどす。なんやわからへんけど読んでんでおくれやすやて。」

「今度の日曜日は私の誕生日です。会いたいです。午後の七時にいらしてください。優佳」

政子と相談して小さなプレゼントを用意して日曜の夜、優佳のお家を訪問する。
「玉姫さん。いらっしゃい。優佳お話し出来るのを楽しみにしていたんです。玉姫さんの朝の短歌番組たのしみにしているんです。
私もお会い出来てうれしいおすえ。」母親の薫子が玉姫の手を引いて、二階の窓のある部屋に案内してくれた。
部屋に入ると玉姫位の女の子が白いブラウスに紺のスカート姿で立っていた。人形のような白い頬にオカッパの髪がよく似合う四角い顔をしている。
「今晩は。玉姫です。」
「優佳です。嬉しいわ。本当にいらしてくださるなんて。」
「誕生日おめでとう。」といってプレゼントを渡す。
「おおきに。なんやろな。開けていい?」
「はい。」
そこには今玉姫か身につけているのと同じ色違いのポシェットがあり小さな花柄の手帳とシャープペンシルが中に入っていた。
「うわ~ ありがとう。おおきに。」といって下にいる家族に見せに玉姫をつれていった。「お父はん!お母はん。玉姫さんからプレゼントもろうたえ。」
「ほんに。おおきに。それ持ってお出掛けせんとあかんな。」父親の秀継が久しぶりに優佳に話しかけた。

テーブルには手作りのケーキがあり11本のキャンドルが炎を揺らしていた。
その翌週の日曜、玉姫と優佳は政子と薫子と連れだって植物園を訪れる。その翌週は玉姫の家に来てリスのハクと玉姫の友達と
坊主めくりや百人一首をしてあそびその翌週には玉姫と一緒に学校に行き始めた。時々玉姫の家のポストに楽しそうな歌が届けられる。なぜ学校にいけるようになったかというと、玉姫と短歌を通じてお友達になれたということが、自信につながり少し強くなったのである。そして人との交わり方も優佳なりに習得したのかも知れない。また優佳は新しい友達を玉姫の家に連れてくるようになりだんだん友達の輪が広がっている。薫子が玉姫のような子をもう一人産みたいと真剣に思った月である。
まだ間に合うぞ薫子さん。頑張って。はたして頼子の家のように一人子供が増えたのは翌年の末のことである
Posted by 仲麻呂 at 2006年07月26日 10:50
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